トビハゼ

Boleophthalmus

和名 トビハゼ (和名無し) ミナミトビハゼ (和名無し) ムツゴロウ
生息域 東アジア熱帯 西アフリカ、西インド
科名 ハゼ科 ハゼ科 ハゼ科 ハゼ科 ハゼ科
亜科 オキスデルシス亜科 オキスデルシス亜科 オキスデルシス亜科 オキスデルシス亜科 オキスデルシス亜科
Periophthalmus Periophthalmus Periophthalmus Periophthalmus Boleophthalmus
学名 P. modestus P. gracilis P.argentilineatus P.barubarus B.pectinirostris
和名 トビハゼ ミナミトビハゼ ムツゴロウ
英語名 Shuttles mudskipper Barred / Silverlined mudskipper Atlantik mudskipper great blue spotted mudskipper
繁体字 廣東彈塗魚 銀身彈塗魚 大彈塗魚
簡体字 广东弹涂鱼 银身弹涂鱼 大弹涂鱼
韓国語 말뚝망둥어 짱뚱어
アラビア語 گل‌خورک ماکو گل‌خورک نواری
ロシア語 なし
スペイン語 なし
Thai ตีน กระจัง พรวด
Tieng Viet - Cá thòi lòi vạch ngang trắng Cá nác hoa
Bahasa Malaysia
Bahasa Indonesia Tembakul totol biru
Svenska Kantonesisk slamkrypare
総称 トビハゼ (トビハゼおよびミナミトビハゼの事を指す)
英語名 Mudskipper オックスデルシナ科の総称
繁体字 彈塗魚
簡体字 弹涂鱼
韓国語 망둥어
アラビア語 گل‌خورک
ロシア語 Стрибунові
イタリア語 pesci saltafango
スペイン語 peces del fango
ドイツ語 Schlammspringerverwandte
Thai ปลาตีน
Tieng Viet Cá thòi lòi
Bahasa Malaysia Ikan Belacak
Bahasa Indonesia Tembakul
Hindi पंकलंघी
Svenska Slamkrypare

P. Kaloloは、 P. argentilineatusのレクトタイプの模様。 論文

https://www.asahi.com/articles/ASN562STYN55ULBJ00S.html 石松惇名誉教授らは、メコン川を河口から約200キロ上流のカンボジア国境付近まで調査。水の外でも暮らせるトビハゼの仲間が、河口を離れるといなくなるのに、ある一種(Periophthalmodon septemradiatus)だけは150キロほど上流まで分布していた。

ヨダレカケ Andamia tetradactylus

広島大学 清水 則雄先生が詳しい。

学名 項目 日本語名称
10 +0.0026 999.741
15 +0.0020 999.138
20 +0.0010 998.233
25 0 997.062
30 -0.0015 995.654

気になっている

Easy mudlfat aquarium

東京で、トビハゼなどの汽水の生き物を、安く楽しく飼う方法を研究?しています。 東京はトビハゼの生息北限です。美しい干潟をいつまでも一緒に守りましょう。

I am currently in the process of developing an accessible method for maintaining a blackish-water aquarium in Tokyo cost-effectively.
Tokyo, situated within a northern subtropical region, represents the northern range limit for mudskippers.
I aspire to perpetually preserve the invaluable tidal flats. 

現在飼っている生き物

魚類: トビハゼ 甲殻類:ヤドカリ、コメツキガニ 貝類:アサリかホンビノスガイ、アラムシロ、カワアイ、クチキレツノガイ

意図せず住んでいる生き物

多足類:ゴカイ

生き物詳細はここをクリック トビハゼ スズキ目ハゼ科トビハゼ属 Periophthalmus P. modestus ヤドカリ コメツキガニ 軟甲綱エビ目カニ下目スナガニ科 カワアイ 腹足綱 キバウニニナ科 アラムシロガイ 腹足綱 オリイレヨフバイ科 クチキレツノガイ 堀足綱 クチギレツノガイ科 アサリ 二枚貝綱 マルスダレガイ目マルスダレガイ科

現在かかった費用

初期費用 6,300円 水槽4,000円、ポンプ1,700円、塩分濃度測定600円 あとは餌代が、2ヶ月に一度300円程度。

飼い方

水の入れ替え

東京湾の塩分濃度

塩分濃度をはかるときに便利な、水の密度の表

水の密度は、

温度 差分(対25度) 密度
10 +0.0026 999.741
15 +0.0020 999.138
20 +0.0010 998.233
25 0 997.062
30 -0.0015 995.654

水の密度表詳細は、こちら ちなみに、水の粘度は ・4度付近は20度の約1.5倍 1.5 mPa/s ・95度では20度の約0.3倍 0.30 mPa/s

東京湾の栄養状況

美しい水の方が長生きする説もありますが、海洋循環のモデルの1つPOMでは、懸濁態有機物質の重要性が説かれています。 病気やえらへの微生物付着による窒息の話もありますが、 トビハゼは皮膚呼吸ができるということや、 ・砂とか分解者が多くいそうなものを利用 ・貝類との共生 することで、より自然に近い形で飼うことができると考えています。

下記論文によると、マクロベントスへの栄養寄与率について、 下流域では、河川POM、海洋POMの寄与率が底生微細藻類もはるかに大きく、四季通して50−80%の寄与率とされています。 (陸上植物の死骸は10%程度) https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/264245/1/CoHHO_jp_03.pdf P.4

推定する

論文

(江戸川放水路トビハゼ生息干潟の特性)[https://www.jstage.jst.go.jp/article/prooe1986/16/0/16_0_357/_pdf/-char/ja]

明治43年の大洪水を契機に江戸川放水路が作成された。

改修のため、数ヶ月間、トビハゼを飼育施設に移動させて、工事改修後戻している。