% title 自宅で簡単泥干潟
東京で、トビハゼなどの汽水の生き物を、安く楽しく飼う方法を研究?しています。 東京はトビハゼの生息北限です。美しい干潟をいつまでも一緒に守りましょう。
I am currently in the process of developing an accessible method for maintaining a blackish-water aquarium in Tokyo cost-effectively.
Tokyo, situated within a northern subtropical region, represents the northern range limit for mudskippers.
I aspire to perpetually preserve the invaluable tidal flats.
魚類: トビハゼ 甲殻類:ヤドカリ、コメツキガニ 貝類:アサリかホンビノスガイ、アラムシロ、カワアイ、クチキレツノガイ
多足類:ゴカイ
初期費用 6,300円 水槽4,000円、ポンプ1,700円、塩分濃度測定600円 あとは餌代が、2ヶ月に一度300円程度。
水の密度は、
温度 | 差分(対25度) | 密度 |
---|---|---|
10 | +0.0026 | 999.741 |
15 | +0.0020 | 999.138 |
20 | +0.0010 | 998.233 |
25 | 0 | 997.062 |
30 | -0.0015 | 995.654 |
水の密度表詳細は、こちら ちなみに、水の粘度は ・4度付近は20度の約1.5倍 1.5 mPa/s ・95度では20度の約0.3倍 0.30 mPa/s
美しい水の方が長生きする説もありますが、海洋循環のモデルの1つPOMでは、懸濁態有機物質の重要性が説かれています。 病気やえらへの微生物付着による窒息の話もありますが、 トビハゼは皮膚呼吸ができるということや、 ・砂とか分解者が多くいそうなものを利用 ・貝類との共生 することで、より自然に近い形で飼うことができると考えています。
下記論文によると、マクロベントスへの栄養寄与率について、 下流域では、河川POM、海洋POMの寄与率が底生微細藻類もはるかに大きく、四季通して50−80%の寄与率とされています。 (陸上植物の死骸は10%程度) https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/264245/1/CoHHO_jp_03.pdf P.4
(江戸川放水路トビハゼ生息干潟の特性)[https://www.jstage.jst.go.jp/article/prooe1986/16/0/16_0_357/_pdf/-char/ja]
明治43年の大洪水を契機に江戸川放水路が作成された。
改修のため、数ヶ月間、トビハゼを飼育施設に移動させて、工事改修後戻している。